外科

がんは予防する時代になりました。

胃がんはピロリ菌を、肝がんは肝炎ウイルスをなくすことでがんの発生を抑える事が出来ます。

将来の胃がんを予防する目的で、中学3年生(15歳)にピロリ菌をなくす治療の助成制度が、佐賀県では平成29年から始まっています。
太良町で平成29年から開始された20歳から40歳未満の人が対象の「胃がんリスク検診(ABC検診)」では、ピロリ菌がいるかいないかの検査があります。
ピロリ菌がいる場合にはなくす治療を行い、将来の胃がん発生を予防しようというものです。

がんは治る時代にもなってきました。早期に発見して、早期に治療を行うと100%治癒する早期がんもあります。

また、がんは完全に抑える事は出来なくても、がんと共に生活し、仕事を続けることもできます。

各臓器のがんの診断法について説明します。
① 胃がん、大腸がんは、内視鏡検査。
② 肺がんはレントゲン検査や、痰(痰が出せれば)の検査。
③ 肝がん、膵がんは腹部エコー検査やレントゲン検査。
④ 前立腺がんは血液検査で診断します。
乳がん、子宮がんなど上記以外の検査は太良病院では行っていません。

 

太良病院では、ピロリ菌をなくす治療や肝炎ウイルスをなくす治療を行っています。各臓器の早期がん発見に努め、早期の治療につなげます。